やけに風が強いと思ったら、春一番らしい。
ちょっとネットで調べてみたら、今年の春一番は昨年に比べて一ヶ月も遅いそうだ。
今住んでいるところは、一年を通じて風が強いところなので、強風など珍しいこともないのだが、それでも、その強い風が春一番だと思うと、どこかよい心持ちになる。
今の時期、なかなか乾かない洗濯物も、今日は一日で乾いた。
そんなこんなで、なんとなく良い気分で過ごしていたのだが、夜、風呂場に入って驚いた。
風呂場の床や浴槽に、小さくて黒い粉状のものが大量に散らばっている。
見たことの無い状況だったので、一瞬、何が起こったのかわからずその場で固まったのだが、その粉状の黒いものをよくよく見てみたら、小さな砂の粒だった。
換気のため、基本的に風呂場の窓は開けっ放しにしている。
その窓から大量の砂が強風にあおられて吹き込んできたのだ。
もちろん、窓には網戸がはまっている。
しかし、この日吹き込んできた砂は、網戸の網目を通り抜けるような本当に微細な、小麦粉のようなサイズの砂だった。
トイレに行ってトイレットペーパーをゴッソリと巻き取り、拭きとれるものは拭き取って、そのままごみ箱に捨てたが、砂は風呂中に散らばっている。
全ては拭き取り切れなかったので、残っていたものはシャワーで排水溝に流した。
これからしばらくは、排水溝のつまりにおびえる生活が続きそうだ。
そんな春の一日を過ごした中年おじさんは、この日、鶏肉とごぼうのスープを作った。
〇材料
鶏肉(肩肉かモモ肉推奨)
ゴボウ
白菜
長ネギ
塩
ブラックペッパー
〇レシピ
ゴボウは斜め薄切り。
白菜は食べやすい大きさにカット。
長ネギも斜め薄切り。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら、ゴボウを入れて炒める。
ゴボウに火が通ってこんがりしてきたら、水と鶏肉を入れて沸騰させる。
(鶏肉は出汁を取りたいので、炒めずに水を入れてから入れてください。)
沸騰したら軽く灰汁をとる。
灰汁を取ったら、塩と白菜を入れる。
塩と白菜を入れたら、火を弱めの中火ぐらいにして蓋をし、このまま15分ほどコトコト煮込む。
15分ほど経ったら、蓋を取ってブラックペッパーをふり、仕上げに長ネギを入れる。
一煮立ちして長ネギに火が通ったら、器に盛って完成。
味付けは塩だけだが、しっかり煮込むことでちゃんと美味しいスープができる。
調理手順も簡単なので、優しい味が欲しくなったときには重宝するスープだ。
〇動画
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