四捨五入すると40の年齢になってずいぶん経つが、蝶結びを解くとき、どちらの紐を引っ張ればいいのか、いまだによくわからない。
冬場、外出する際に、カーゴパンツを履くことが多いのだが、このカーゴパンツの裾が紐で結ぶ仕組みになっている。
そのため、毎回、帰宅して部屋着に着替えるたびに、左右の裾で二分の一の蝶結びギャンブルをすることになる。
確率は二分の一なのだから、単純計算で二回に一回ぐらいは正解の紐を引っ張ってもいいはずだ。
しかし、私の場合、正しい紐を引っ張ることができるのは五回に一回ぐらいである。
もう30年以上前、『マーフィーの法則』という本が出版されて、日本国内でもかなりの売り上げを記録した。
内容は不運な経験則を坦々とまとめただけのものなのだが、私の蝶結びの例も、ある種のマーフィーの法則なのだろう。
他人と蝶結びの話などしたこともないが、自分以外の人は蝶結びをきちんと解けるのだろうか。
蝶結びを一目見れば、百発百中でどちらの紐を引っ張れば蝶結びが解けるのかわかるのだろうか。
蝶結びの解き方がわからない自分のような人間にとっては、蝶結びがほどける紐がわかるというのもそれはそれで一つの能力のように思えるのだが、私にはとうとうその能力は身につかなかったらしい。
そんな、小学生でもできるようなことができない中年おじさんは、この日、ツナとごぼうの卵とじ丼を作った。
〇材料
ノンオイルツナ
ゴボウ
長ネギ
卵
砂糖
醤油
みりん
オイスターソース(少々)
〇レシピ
ノンオイルツナは汁ごと使うので、缶を開けて準備しておく。
ゴボウは斜め薄切り。
長ネギも斜め薄切り。
卵は溶き卵にしておく。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら、ゴボウを入れて炒める。
ゴボウに油が回ったら、水、ノンオイルツナ(汁ごと)、砂糖、みりん、醤油、オイスターソース少々を入れて、しばらく煮る。
ツナとごぼうに味が染みて、ゴボウが程よい柔らかさになったら、長ネギを入れる。
長ネギに火が通ったら、溶き卵を入れ、蓋をして卵が好みの固さになるまで火を通す。
卵が好みの固さになったら、ご飯にのせて完成。
砂糖、醤油、みりんで作る定番の味付け。
ゴボウとツナの相性も良く、抜群に旨い。
〇動画
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