冬至にかぼちゃを食べるといっても、食べ方はだいぶ限定されているように思う。
パンプキンパイは違うような気がするし、かぼちゃプリン、かぼちゃのポタージュ、かぼちゃのサラダも違う気がする。
もちろん、かぼちゃはかぼちゃなのだからパンプキンパイでも構わないと思うのだが、「冬至」という言葉の雰囲気と、「パンプキン」という軽快にステップを踏むような語感がどうも合わないような気がする。
では、「かぼちゃプリン」はどうか。
パンプキンをかぼちゃに置き換えてある。
しかし、これはこれで「プリン」の部分が今一つしっくりこない。
厳密にいうと、「プリン」の「ン」の部分は問題ないのだ。
ひっかかるのは「プリ」の部分である。
このパ行とラ行で作られた「プリ」という言葉の語感がどうもおちゃらけている感じがする。
なにせ相手は「冬至」である。
一年のうちで夜が一番長いのだ。
「プリ」などという軽い語感が立ち入るすきはない。
やはりここは、和なのだ。
冬至のかぼちゃは和の調理法で食べなければしっくりこない。
かぼちゃを使った和の料理、それ即ち、煮物である。
冬至の日はかぼちゃの煮物を作ってこそ、季節の絵柄が整うのだ。
そんなわけで、かぼちゃの煮物を作った。
レシピ
かぼちゃの皮を大まかに削る
食べやすい大きさに切る
(やや大きめ推奨)
鍋にかぼちゃを入れたら、ひたひたぐらいまで水を張り、砂糖とみりんを入れる
材料を入れたら火にかけて沸騰させる
沸騰したら、火を弱火にして落し蓋と蓋をし、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る
約10分後、かぼちゃが煮えたことを確認したら、火を切って蓋をし、このまま粗熱が取れるまで放置する
約2時間後、粗熱が取れたら、蓋と落し蓋をとり醤油を入れる。
醤油を入れたら火をつけて、このまま水気が少なくなるまで詰めていく
完成
いつもの煮物。
いつも通り旨い。
材料
かぼちゃ
砂糖
醤油
みりん
動画
今回の料理を作ったときの動画です。
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