ドル円が152円を突破した。
3月20日ごろから152円手前で3週間ほど超低ボラのレンジが続いていたが、このレンジ期間で溜めにため込んだエネルギーを一気に爆発させた感じで、一度152円を破ると、そこから一気に暴騰して10日の高値は153.229まで達した。
152円は、2022年の10月21日に151.944を付けて以来、実に1年半守っていたラインだっただけに、売り方買い方ともに、様々な思惑のあるポジションがたまっていたのだろう。
現状のファンダを考えると、円を買う動機が見つからないだけに、今後も円安は続くだろう。
ただ、この水準になると、当局の介入も怖いので、「円は売りたし、介入は怖し」という感じでおっかなびっくりの相場になりそうな気がする。