マクドナルドのグラコロは、冬の風物詩として完全に市民権を得たように思う。
現代の俳句では、「山下達郎」、「ユーミン」、「サザン」あたりも季語として使えるそうだから、「グラコロ」が冬の季語になるのもそう遠くないだろう。
そんなわけで、マック。
今月発売されたグラコロ、ボロネーゼグラコロ、ビーフシチューパイ。
グラコロは、いつものグラコロ。
旨い。
だが、マックを食べたときに襲ってくるこの感覚は何なのだろう。
決して期待外れというわけではないのだが、その期待を全く超えてこないこの感じ。
この感覚は何なのだろう。
続いて、ボロネーゼグラコロ。
普通のグラコロに、レトルトのミートソースを加えたような感じ。
いかにもマックという感じのジャンクさが旨い。
最後は、こちらも新商品のビーフシチューパイ。
一目見てわかる。かじりついたらボロボロこぼれるやつ。
写真だとわかりにくいが、フードコートのようなところで食べているので、食べるときにはマックの紙袋に口を突っ込むようにして、がぶりと噛み千切る。
外側の皮がちょっと厚い感じもするけど、これはこれで旨い。
これで、今年もグラコロを食べた。
正月の餅、土用のうなぎを食べたような達成感。
これこそが風物詩だ。
追記
マックの持ち帰りの一番いいところは、この手を拭く紙(ナプキン?)がたくさん入っているところだと思う。