『ふじわら屋』でラーメンを食べた後、少し歩いてこちらのお店にやってきた。
『サリサリカリー盛岡』である。
ちなみに、裏口はこんな感じ。
数日前、事前に気になっていたカレー屋をめぐる「カレー屋はしご散歩」をした(そのときの記事はこちら『カレー工房CHALTEN』・『八まめ』)が、そのときは休みのため訪問できなかった。
今回、念願の初訪問である。
店に入ろうとすると、食事を終えた三人組の女性客が出てきた。
入店すると、女性の一人客と、学生風の若い男性の同じく一人客がカウンター席に座っていた。
おかみさんが一人で切り盛りしているので、女性一人でも入りやすいのかもしれない。
メニューはサリサリカリーとサラダ、それに食後のチャイがついたセットのみ。
そのため、席に着くと、こちらから何も言わなくても、おかみさんが「今、お出ししますね」といって、カレーを出してくれる。
テーブルに添え付けてあるカレーの説明を読んでいると…、
カレーのセットが運ばれてきた。
なんともおいしそうな見た目。
まずは、カレーだけをすくって食べてみた。
繊維状になるまで煮込まれた鶏肉の旨味と、スパイスの香りがドンとくる。
塩気がしっかりしているので、ご飯との相性も良く、旨い。
先日、中ノ橋の『カレー工房CHALTEN』を訪れたときも感じたのだが、このサリサリカリーも食べたときに、喉の奥にグッと苦みというか渋みのようなものを感じる。
この渋みが、カレー全体を引き締めて旨さを倍増させている。
この苦み、渋みはなにから来ているのだろう…。
スパイスなのかと思っていたが、もしかすると、玉ねぎなのかもしれない。
玉ねぎを、飴色を通り越すぐらいまで徹底的に炒め切ったら、デミグラスソース的な独特な渋みと苦みが出るかもしれない。
先に読んだサリサリカリーの説明が気には、付け合わせのサラダをカレーと混ぜて食べてもいいと書いてあったが、個人的には、混ぜて食べるよりも別々に食べる方が好みだった。
カレーとサラダを食べ終えると、おかみさんがお皿を下げてくれて、食後のチャイを持ってきてくれる。
ガラスの器に入っていたので、冷たいのかと思ってグイッと飲んだら熱々だったので一瞬面食らったが、味の方は文句なしに旨い。
甘い飲み口とスパイの香りが、カレーを食べた後の口の中をきれいに洗い流してくれる。
セットを全て食べ尽くしてきれいに完食。
ごちそうさまでした!!
カレーの説明には、「旨いか 不味いか わからない」という挑戦的な一文が書かれていたが、思いの外なじみやすい味なので、初めての人でもおいしく食べられると思う。
〇今回の会計
サリサリカリー(サラダ・チャイ付き) 1000円
〇店舗情報
サリサリカリー盛岡
岩手県盛岡市内丸5-6 浅沼商店
(居酒屋『浅沼商店』を昼の時間帯だけ間借りして営業)
TEL:090-3984-7381
駐車場:不明
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