自宅作業の自営業なので、休みのスケジュールは割とどうとでもなる。
この日から仕事を休みにして、今日から夏休みである。
地元の岩手に帰省しようと思ったのだが、出発当日に色々とトラブって、何のめぐり合わせか、とりあえず小田急線の最終電車に乗る羽目に…。
小田原に到着。
そして、小田原駅前の漫画喫茶。
ここで、3時間つぶす。
午前4時。
再び小田原駅。
東海道線の始発時間が近づくにつれて、券売機のシャッターが開き…、
続いて、改札口のシャッターが開く。
2023年8月22日、この日、小田原駅の東海道線の改札口を最初に通った乗客は私です。
東海道線の始発に乗車。
誰もいない東海道線の車内というのも、なかなか珍しいのではないだろうか…。
午前4:30に小田原を出発して、電車に揺られること約80分。
東京駅着。
予約してある新幹線に飛び乗って、そのままおよそ3時間。
ついに到着。
盛岡駅である。
コロナ禍が始まって以来、実に四年ぶりの帰省。
久しぶりの盛岡なので、色々と食べたいものもある。
しかし、盛岡に来たからには何をおいても、まずは、福田パンを食べなければならない。
昨夜からほぼ完徹状態なので、腹もすいている。
さっそく、新幹線改札口からすぐのところにある『iwate tetoteto』で福田パンを買って食べることにした。
この『iwate tetoteto』は、県内の美味しい食べ物を集めた、食のセレクトショップである。
主力商品は福田パンだが、それ以外にもジェラートや県内名産のお菓子なども扱っている。
場所的にも、観光に来た方が、福田パンと一緒にちょっとした手土産を買うのにちょうどいいお店だ。
ちなみに、盛岡駅を出て、1kmほど歩いたところに福田パンの本店がある。
しかし、ここは時間帯によっては大行列が出来ていることも少なくないので、個人的には、このtetotetoで買って食べることをお勧めする。
もちろん、観光で福田パンの本店を見てみたいという場合は、実際に行ってみてもいいだろう。
福田パンが陳列されているウインドウを見ながら、商品を選ぶ。
定番は「あんバター」だが、あんバターやジャムバターはスーパーでも買えるので、ここはよりボリュームのある調理パン系の具材を選ぶことにした。
目についたのはこの二品。
「シイタケと豆腐のグラタン」と「杜仲茶ポークのメンチカツ」である。
さっそく、購入。
以前は、店内にイートインスペースがあったが、コロナのせいか無くなっていたので、一度、盛岡駅の外に出て、駅前にあるベンチに陣取って食べることにした。
まずは、「椎茸と豆腐のグラタン」から。
一口食べた瞬間、これはすごい。
歯ごたえ、味、風味、あらゆる面で椎茸が思い切り主張してくる。
思えば、パンと椎茸を一緒に食べたのはこれが初めてかもしれない。
私は椎茸が好きなので、こういったパンも旨いと思うが、椎茸が苦手な人にとっては、これはかなり厳しいと思う。
豆腐ベースのホワイトソースも、あっさりとしていてこのパンと相性が良く、旨い。
ちょっと珍しいタイプの具材だが、椎茸が好きな人であれば、一度食べてみてもいいと思う。
続いて、「杜仲茶ポークのメンチカツ」。
こちらは、定番のメンチカツサンド。
中のメンチは、変な脂っこさが無く、脂の旨味よりも肉の旨味で勝負するタイプのメンチなので、メンチカツサンドとはいえ、思いの外さっぱりしていて旨い。
キャベツの千切りもたっぷり入っていて、これもいいアクセントになっている。
大きな福田パンを二つ、あっという間に食べ尽くしてきれいに完食。
ごちそうさまでした!!
〇今回の会計
福田パン 杜仲茶ポークのメンチカツ 450円
福田パン シイタケと豆腐のグラタン 470円
合計:920円
〇店舗情報
iwate tetoteto
JR盛岡駅構内
TEL:019-606-4832