六月に入ってから、本業がちょっと異常なほど好調である。
コロナが流行ってからというもの、自分の仕事もかなりダメージを受けていたので、景気の方もようやく底を打ったかと安堵する気持ちもあるのだが、それ以上に、どこか薄気味悪いものを感じる。
私の仕事は季節によって売り上げに結構な差があり、通常、夏の暑い時期は売り上げが下がる。
だいたい、六月になって梅雨が始まったあたりから依頼が減り始め、七月八月と気温が上昇するにつれて、さらに売上は減ってくる。
そして、八月に暑さのピークを迎えると同時に売上の減少も底を打ち、そこから再び、秋から冬にかけて売り上げが上昇していく。
通常の売上の推移はおおよそこんな感じなのだが、今年は、上記の通り、六月に入ってから売り上げが急上昇している。
これがなんとも言えず不気味なのだ。
実は、売上の推移がおかしくなったのは今年が初めてではない。
2020年にコロナ禍が始まってからというもの、それまでの売り上げの傾向が一気に崩れ、コロナ禍以前にあったお客さんの行動の規則性がなくなってしまった。
仕事とはいえ、一年中ずっと全力投球できるわけではない。
そのため、どこかで力を込める時期と抜く時期のメリハリをつける必要がある。
しかし、コロナ禍になって、お客さんの行動が読めなくなってからというもの、力の抜きどころがわからず、非常に疲れる。
もちろん、商売なので売上は無いよりある方がいい。
だが、気を抜いて良いタイミング、力を抜いて良いタイミングがわからない働き方というのは、なんとも言えない独特の難しさと疲労感がある。
コロナ禍になって以降、芸能人の悲しい訃報を聞くことが多くなったし、一般の人達の自殺率も上がっているようだ。
その原因に関しては、どんな考察も憶測の域を出るものではないだろう。
しかし、先に書いたような、コロナ禍の「奇妙な疲れ」も悲しい出来事の一因になっているような気がする。
そんな多忙な日々を過ごす中年おじさんは、この日、トマト天津飯を作った。
〇材料
ご飯
トマト
卵
中華スープの素
塩
オイスターソース
醤油(香りづけ程度)
おろし生姜
おろしニンニク
ブラックペッパー
水溶き片栗粉
〇レシピ
トマトは食べやすい大きさよりもやや小さめに切る。
卵は塩と味の素を加えて溶き卵にしておく。
フライパンに、中華スープの素、塩、オイスターソース、醤油(香りづけ程度)、おろし生姜、おろしニンニクを入れて沸騰させる。
沸騰したらトマトを加えて、トマトに火が通るまで軽く煮る。
トマトがいい感じになったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
水溶き片栗粉に火が通ったら、ブラックペッパーをふってトマト餡は完成。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら、卵を入れて半熟になるまで火を通す。
卵に火が通ったら、ご飯の上にのせ、トマト餡をかけて完成。
簡単にできる上にご飯がバクバク進むので、一人暮らしにはありがたいメニューだ。
〇動画
Youtubeもやっております。
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