今更と言ってしまえば本当に今更なのだが、ここ最近、ソリティアにはまっている。
思い返せば、自分が初めてソリティアをプレーしたのは、今をさること20数年前。
大学進学で親元を離れて一人暮らしをはじめ、そこで自分のパソコンを買ったときだ。
確か、NECのデスクトップで機種はVALUESTARだったと思う。
OSはWindows98で、インターネットもあるにはあったが、まだダイヤルアップ接続だった。
ネットにつなぐたびにPCの中でピーガリガリガリガリというダイヤルアップ特有の音がしていたことを覚えている。
そのパソコンにWindowsの付属ソフトとして入っていたのがソリティアだった。
確か、ソリティアの他にもマインスイーパーが入っていたように記憶している。
正直、当時はソリティアもマインスイーパーもルールがよくわからなかったのだが、トランプゲームという親近感だけでソリティアに手を出した。(ちなみに、マインスイーパーはその後もプレーしたことが無いので、今もってルールがよくわからない。)
そのときは、パソコンに触ること自体はじめてだったので、物珍しさも手伝って、ゲームの面白さに関係なく、それなりにはまって遊んでいたように記憶している。
だが、そんな小さなソリティアブームも長続きせず、自分の中でのブームはせいぜい2週間ほどで過ぎていった。
それから20年以上の月日が流れ、その間、全くプレーしていなかったソリティアに再びブームが訪れた。
きっかけは、Youtubeに投稿されているハリウッドザコシショウの動画だった。
きっと、まめな性格なのだろう、ザコシショウは自らのチャンネルで毎日欠かさず動画をアップしている。
その動画の中にソリティアのプレー動画がある。
内容的には、単純なプレー動画ではなく、ソリティアを遊びながら自らの近況報告をするというものなのだが、この動画を見て、ふと、「ソリティア…、やってみようかな……」と思ったのだ。
Windowsにインストールされているアプリ一覧を見ながらソリティアを探す。
あった。
かつて、シンプルにソリティアと表記されていたゲームは20数年が経ってソリティアコレクションになっていた。
しかも、コレクションというだけあって色々なゲームが入っている。
自分は、普通のソリティアをプレーしたかったのだが、普通のソリティアがどれだかわからない。
いくつかのゲームをポチポチして、ようやく普通のソリティアにたどり着く。
私が「普通のソリティア」として認識しているゲームは、今では「クロンダイク」という名前になっているらしい。
さっそくプレーを始める。
まずは「初級」。
余裕である。
10回ほど遊んだが、勝率100%。
迷うことすらない。
続いて、「中級」。
こちらも余裕。
正直、初級と中級の難易度の違いが判らない。
勝率はもちろん100%
中級も10回ほど遊んで、次はいよいよ「上級」。
この辺りからそろそろ難しくなってくるだろうと思っていたが、まさかの余裕。
全くつまづくことなく、さくさくクリアできる。
「こんなものなのか…?」と思いながら、上級のさらに上の「エキスパート」に進んだ。
その途端、ソリティアあらためクロンダイクが突如として牙をむいて襲い掛かってきた。
難しい。
上級とは比べ物にならない難易度の高さ。
ずっと100%をキープしていた勝率が一気に下がり始めた。
感覚的には、同じゲームを3回プレーしてようやく勝てるぐらいの感じ。
思えば、ザコシショウの動画でもいつもエキスパートをプレーしていた。
恐らく、今のソリティアは、このエキスパートがメイン難易度として設定されているのだろう。
勝ったり負けたりの割合がちょうどいい。
それから、2週間ほどソリティアをプレーして、今では、7割ぐらいの確率でエキスパートも一発クリアできるようになってきた。
そろそろ、エキスパートのさらに上、「名人」にチャレンジしてみようと思う。
そんなソリティアおじさんは、この日、「インゲンと豚肉のマヨ味噌炒め」を作った。
〇材料
豚肉(切り落とし)
インゲン
味噌
豆板醤
オイスターソース
醤油(少々)
おろしニンニク
おろし生姜
みりん
マヨネーズ
〇レシピ
味噌、豆板醤、おろし生姜、おろしニンニク、オイスターソース、醤油、みりんをまぜて合わせ調味料を作る。
インゲンは食べやすい長さに切る。
長ネギは斜め薄切り。
フライパンに油を敷く。
フライパンに油がなじんだら、豚肉を入れて炒める。
豚肉におおよそ火が通ったら、インゲンを入れて炒める。
インゲンに火が通ったら、長ネギを入れて軽く炒める。
長ネギの香りが上がったら、合わせ調味料とマヨネーズを入れ、マヨネーズの酸味と白っぽさがなくなるまでしっかり炒める。
マヨネーズの酸味がなくなったら、器に盛って完成。
味噌の濃厚な旨味とマヨネーズのコクで、ご飯がモリモリ食べられる。
夕食のメインにピッタリの一品だ。