20220601 国道1号線箱根口交差点を入ってすぐのところにある実力派のパン屋『レロア(Les Rois)』のパンを食べる!! ~ 小田原グルメ ~

神奈川県小田原市を走る国道1号線。

その箱根口交差点を入ってすぐのところにあるパン屋、『レロア』。

海側に少し歩けば「御幸の浜海水浴場」、1号線を超えて少し行けば「小田原城」なので、場所的に言えば小田原観光のど真ん中のようなところにある。

ただ、この『レロア』はメイン通りの一号線から少し入ったところにあるので、周囲のにぎやかさとは裏腹に店の周りはどこかひっそりとしている。

店のたたずまいも変にアピールすることなく、周りの風景に溶け込んだ落ち着いたたたずまい。

店内もBGM等は流れておらず静かな空間なので、大皿に盛りつけられたパンをゆっくり選ぶことができる。

パンは、先にも書いたとおり、カウンターに置かれた複数の大皿に盛りつけられており、好みのパンを選ぶ際には、接客担当の方にパンの名前を伝えて取ってもらう形式だ。

店構えだけでなく、売っているパンも、味、種類ともに本格的なものが多く、田舎町にあるパン屋というよりも都心の路地裏にあるパン屋のような雰囲気がある。

パンの種類もたくさんあるが、個人的なお勧めは、カンパーニュやパン・ド・ミのようなシンプルなハード系の食事パンと、クロワッサンやデニッシュのようなバターの香りが生きているタイプの、ちょっとデザート系によった甘めのパンだ。

どちらも非常にレベルが高く、食べるたびに本当に満足できる。

それから、忘れてはいけないのがブドウパンだ。

一袋に5個ぐらい入った小さめのブドウパンが売っているのだが、このブドウパンがモチモチムチムチで今まで食べたブドウパンの中でも一二を争うクオリティだ。

そんな『レロア』だが、このお店、以前は大雄山にも支店があった。

そちらに支店があったころは、箱根口の本店よりも大雄山支店に行くことの方が多かったのだが、残念ながら、大雄山店の方はそれほど長く持たずにつぶれてしまった。

地域の顧客のニーズと売っている商品が合わなかったと言ってしまえばそれまでかもしれないが、こういうパン屋が長続きしないというのはどこか寂しいような気もする。

今回は、店についたのが少し遅い時間帯だったということもあって、もうあまりパンが残っていなかったのだが、目ぼしいパンをいくつか買って店を後にした。

買ったばかりのパンをバックに入れ、自転車に乗って走り出す。

走って、走って、たどり着いたのは…、

いつもの海。

砂浜よりも少し高台にある堤防の上に陣取って荷物を広げる。

今回買ったのは、チーズのパン、トマトとチーズのパン、胡麻クロワッサン、クリームブリオッシュ(?)の四つ。

まずは、トマトとチーズのパンから。

ソフトフランスのパン生地にトマトが練り込まれていて、中に角切りのチーズが入っている。

ギュッと噛みしめるとトマトの旨味を感じるパン生地と、チーズの濃厚な風味が相まってうまい。

続いて、チーズのパン

ちぎりやすい独特な形をしたパンにチーズが入っている。

かぶりついて噛みしめると、焼いたときに中からとろけ出たチーズがこんがりと香ばしい。

パン生地は軽い食感のソフトフランスなので、パクパク食べられる。

次は、胡麻クロワッサン

クロワッサン生地に、白いりごまと黒の練りゴマで作られた甘いペーストが織り込まれている。

ちょっと他ではお目にかかることができない手の込んだパンだ。

食べてみると、胡麻ペーストの甘さとクロワッサン生地のバターの香りが相まって抜群に旨い。

レロアのクロワッサン系のパンとデニッシュ系のパンは本当においしいので、レロアに行った際には、カロリーを気にせず、ぜひ買って食べてみてほしい。

最後は、クリームブリオッシュ

シンプルなクリームパンだが、中のクリームがあっさりしていて、食後に残るようなしつこい甘さが無く、旨い。

先に食べた胡麻クロワッサンのような手の込んだパンから、このクリームブリオッシュのようなシンプルなパンまで、レロアのパンはどれを食べても安定して美味しい。

パン4個、きっちり食べて、ごちそうさまでした。

〇今回の会計

チーズのパン 170円
トマトとチーズのパン 350円
胡麻クロワッサン 230円
クリームブリオッシュ(? 正確な名前を忘れた) 220円

合計:970円

〇店舗情報

レロア(Les Rois)
神奈川県小田原市本町4-4-20
TEL:0465-24-6469
駐車場:不明 たぶん無い

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