先日、市内の大型商業施設に行ったら、「鉄道忘れ物市」をやっていた。
電車に残された忘れ物を売るイベントがあるということは知っていたが、実際に見るのは今回が始めてだった。
商品(?)が雑然と積まれた棚の中には、傘やバッグ、財布などはもちろんのこと、時計、ベルト、本なども大量に置かれていた。
傘、バッグ、本といった手に持っているものを電車内に忘れるというのはある程度納得できるが、ベルトや時計(ズボンや靴もあった)など、身に着けるものを忘れるというのはどうにも理解できない。
百歩譲って新品であれば話は分かる。
新しく買ったものを荷物として手に持っていて、それをそのまま電車に置き忘れたのだろう。
だが、問題なのは、恐らく着用していたのだろうと思われる中古の時計や衣類である。
電車内で時計やベルトを外す、もしくは、ズボンや靴を脱ぐシュチュエーションがあるのだろうか。
時計に関しては、以前、新幹線の洗面所で洗顔フォームを使ってガッツリ顔を洗っているサラリーマンがいたので、そういった人が時計を外してそのまま放置しているのかもしれない。
だが、ベルト、ズボン、靴は…。
思いつく状況と言えば、新しいものを買って電車や新幹線に乗り、社内のトイレで履き替えて古いものをその場に置いてきたということぐらいだろうか。
他に考えられる状況は…。
なんとも難しいかもしれない。
ところで、この「鉄道忘れ物市」というイベントは、どこが主催してやっているのだろう。
忘れものなので、物はJRや私鉄各社が持っているのだろうが、そういった鉄道会社がわざわざ人員を割いて企画しているようには思えない。
あの手の催事はどういう業者がやっているのだろう。
中古品の売買は、色々な業界業種の人が絡んでいるので、シンプルそうなイベントながら、意外と裏では多種多様な人が動いているのかもしれない。
そんな鉄道忘れ物市に思いを巡らせながら、この日、「豚肉とオクラの生姜焼き」を作った。
〇材料
豚肉(切り落とし)
オクラ
玉ねぎ
砂糖
みりん
醤油
おろし生姜
〇レシピ
オクラは大きく斜め切り。
玉ねぎは0.5ミリぐらいで厚めにスライス。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら、豚肉を入れて炒める。
豚肉に火が通ったら、オクラと玉ねぎを入れて炒める。
野菜に火が通ってしんなりしたら、砂糖、みりん、醤油を入れて炒め煮する。
水分が飛んだら、仕上げにおろし生姜を入れて炒め合わせる。
全体がなじんだら皿に盛って完成。
定番の砂糖、みりん、醤油で作る生姜焼きなので間違いない味付け。
ご飯も進むので夕食のメインにピッタリのおかずだ。