先日、自宅のポストに、見慣れない紙が三つ折りになって入っていた。
えらいもので、一人暮らしが長くなると、この手の文書は書かれた内容を見なくても、この紙を投函したのが誰で、何が書いているのか、なんとなくピンと来るようになる。
紙に書かれた文面を読んでみると、案の定、ガス会社からの連絡で、プロパンガスの基本料値上げに関するお知らせだった。
プロパンガスの物件に住んでいる人にとっては、毎月毎月、骨身に沁みてわかっていることだと思うのだが、プロパンガスの料金は本当に高い。
しかも、このただでさえ高いプロパンガスの料金が毎年じわじわと上がっているのだ。
今住んでいる部屋を選んだ時には、自宅で仕事をするということもあって色々と必須の条件があり、プロパンガスには目をつぶったのだが、住んで12年たった今になっても、このガス料金だけは明細を見るたびしばらく考え込んでしまう。
円安も加速度的に進んでいるので、国内の資源価格はますます上がるだろう。
そうなると、プロパンガスのさらなる値上げもすぐ目の前のような気がする。
日を追うごとに厳しくなる状況をひしひしと感じる中年おじさんは、この日、鶏ズッキーニ蕎麦を作った。
〇材料
蕎麦
鶏肉(肩肉かモモ肉)
ズッキーニ
長ネギ
麺つゆ
オイスターソース(少々)
ごま油(香りづけ程度・ラー油でも可)
〇レシピ
ズッキーニは1センチほどの厚さで輪切りにする。
長ネギはぶつ切り。
フライパンに少量の油を敷く。
フライパンが温まったら、ズッキーニを並べて両面焼き目がつくぐらいまで焼く。
両面に焼き目がついたズッキーニは取り出して、フライパンにスペースができたら、長ネギを入れてこちらも適度な焼き目がつくまで焼く。
ズッキーニと長ネギに焼き目がついたら、別皿に取っておく。
フライパンに水、鶏肉、麺つゆ、オイスターソース(少々)を入れて沸騰させる。
沸騰したら灰汁をとる。
灰汁を取ったら、別皿に取っておいたズッキーニと長ネギを入れて火を弱め、蓋をしてズッキーニに味が染みるまで10分ほどコトコト煮込む。
10分ほど経って、ズッキーニに味が染みたら仕上げに香りづけのごま油を少し垂らしてつけ汁は完成。
(辛い物が好きな人は、ごま油の代わりにラー油でもＯＫです。)
蕎麦を茹で、冷水で洗って締めたら、蕎麦を器に盛る。
つけ汁も器に盛ったら完成。
ズッキーニというと洋風の料理に使われがちだが、実は、麺つゆとの相性も抜群に良い。
蕎麦や素麺のつけ汁の具としても抜群のポテンシャルがあるので、興味を持った方はぜひ試してみてほしい。
〇動画
今回のメニューはこちらの動画に収録されています。
Youtubeもやっております。
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