3日、4日と、2日連続でかなり強めの雨が降り、桜が全部散ってしまった。
先月末の28日に、丸亀製麺から帰宅する途中、川沿いの桜並木が六分咲きぐらいになっているのを見たが、今年、まともに桜を見たのはこの一回だけである。
満開のタイミングを見逃したのは仕方ないとしても、桜の花自体をこれほど見なかった年というのは、ちょっと記憶にない。
桜の花だけに限ったことではないが、季節の風物詩というのは、触れたら触れたでどこか面倒なものだが、触れなかったら触れなかったでどこか居たたまれないというか、すっきりしないものだ。
ここ数日、日中は夏日を記録して暑い日が続いている。
冬が終わったと思ったら、春をすっ飛ばして、いきなり夏が来てしまったようで、どうにもせわしない心持がする。
そんな中年おじさんは、この日、麻婆豆腐を作った。
〇材料
豆腐(木綿推奨)
豚ひき肉
長ネギ
ニラ(無くても可)
豆板醤
甜麺醤
豆鼓醤
塩
中華スープの素
醤油(少々)
みりん(少々)
オイスターソース(少々)
水溶き片栗粉
〇レシピ
ニラは荒めのみじん切り。
長ネギもみじん切り。
豆腐は薄い塩水で茹でてしっかり水抜きする。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら豚ひき肉を入れて炒める。
豚肉に火が通ったら、豆板醤、おろしニンニク、おろし生姜、長ネギを入れて炒める。
ニンニク、ショウガ、長ネギの香りが上がったら豆鼓醤と甜麺醤を入れて炒める。
豆鼓醤と甜麺醤がなじんだら、水、塩、中華スープの素、オイスターソース、醤油、みりんを入れる。
調味料がなじんだら、水抜きした豆腐を入る。
豆腐を入れたら、木べらで豆腐をざっくりと崩し、このまま豆腐に味が染みるまでしばらく煮込む。
豆腐に味が染みたら、ニラを入れて炒め合わせる。
ニラに火が通ったら、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
片栗粉に火が通ったら、仕上げにごま油を入れる。
ごま油の香りがあがったら、皿に盛って完成。
リーズナブルな材料で、手早くできて、飯が進んで、間違いなく旨い。
麻婆豆腐は金欠の一人暮らしには本当にありがたい料理だ。