冬場の味噌の消費量はただ事ではない。
取り立てて何に使っているという明確な記憶もないのだが、ふと気が付くと烈火の勢いで味噌が減っている。
味噌汁なのか、鍋なのか、原因はわからない。
だが、とにかく味噌が減るのだ。
温かい汁ものを食べるなら、温かい料理を食べるなら、何も味噌である必要はない。
醤油でも塩でもいいはずだ。
しかし、なぜか味噌だけが減るのだ。
うちではいつも、味噌はマルサンの「味の饗宴 無添加生」を買っている。
スーパーでもドラッグストアでも、どこでも売られている味噌なので、見かけたことがある方もおられるだろう。
この味噌、合わせ味噌で内容量が750g入っているのだが、冬場は一ヶ月でこの750gがなくなる。
実際に買ったことがある方はお分かりかと思うが、750gというとけっこうな量である。
その量を一言で表すならば「家庭」。
「独身」「独り者」という言葉では決して許容できない量なのだ。
独り者が750gの味噌を買ったが最後、数か月後には、冷蔵庫の中でカピカピになったこげ茶色の謎の玉が出来上がる。
それが、家庭サイズの味噌を買った独身者の末路だ。
しかし、我が家ではなぜか家庭サイズの味噌が一ヶ月でなくなる。
原因が全く分からないまま、この日は『鶏肉とキャベツの味噌バター炒め』を作った。
〇材料
鶏肉(肩肉かモモ肉推奨)
キャベツ
味噌
おろし生姜
おろしニンニク
豆板醤
オイスターソース
醤油
みりん
バター
〇レシピ
キャベツは適当な大きさでざく切り。
(炒めるとかさが減るのでやや大きめ推奨)
茎の固い部分は薄切り。
味噌、おろし生姜、おろしニンニク、豆板醤、オイスターソース、醤油、みりんを混ぜて合わせ調味料を作る。
フライパンにサラダ油を敷く。
フライパンが熱くなったらキャベツを入れて、先にキャベツだけを炒める。
キャベツに油が回ったら別皿に取り出し、再びフライパンにサラダ油を敷く。
(あとでバターが入ることを考慮して、サラダ油は少なめ)
フライパンが熱くなったら、鶏肉を入れてこんがりするまで焼く。
鶏肉に火が通ったら、バターを入れる。
バターがおおよそ溶けたら、事前に作っておいた合わせ調味料を入れ、みりんの水分が飛ぶまで炒める。
みりんの水分が詰まったら、別皿に取っておいたキャベツを入れ、サッと炒め合わせる。
皿に盛ったら完成。
味噌とバターの濃厚な味でご飯が進む。
間違いないおかずだ。
〇動画
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