冬場の台所は寒い。
日常的に台所に立つ人ならお分かりかと思うのだが、台所というのは、家の中でも一二を争う気温が上がらない場所なのだ。
リビングや茶の間と台所が一体になっているタイプの住宅ならいざ知らず、台所が独立しているタイプの住宅だと、冬場は本当に冷える。
まず、暖房器具がない。
それに、煮炊きをして火を使ったとしても、換気扇をかけるので、火の上で温まった空気はそのまま換気扇から外に排出されてしまう。
この寒い台所で、今日、私はサラダを作った。
火の気など全くない。
材料を切って、調味料と和える。
それだけだ。
なんとなく蕪を使ったサラダが食べたかったので、何の気なしに作ったのだが、冬場のサラダは冷えるという事実、こんな当たり前のことになぜ気が付かなかったのか…。
いや、正確に言うと気づいたのだ。
「サラダって、作るにしろ食べるにしろ、温まる要素無いよね」
この事実に気づいたことは気づいたのだが、そのときにはすでに蕪を薄切りにした後だったので、もう、後戻りはできなかった。
もちろん、夕食なので、サラダ以外にもおかずや温かい汁物は作った。
しかし、普段作っていないサラダを作る過程で体が変に冷えたので、温かいおかずや汁物を食べた後もどこか体が温まりきらない、不完全燃焼な夕食になってしまった。
材料
蕪
ちくわ
塩
マヨネーズ
オイスターソース
あおさ
レシピ
蕪は薄くスライスする。
ちくわは小口切り。
スライスした蕪は、軽く塩をして全体を塩もみし、水分が出るまでこのまま放置する。
10分ほど経って蕪から水が出てきたら、ギュッと握って蕪の水気をしぼる。
蕪の水気を切ったら、ちくわとマヨネーズを入れて全体を和える。
マヨネーズがなじんだら、オイスターソースをほんの少々加えて和える。
器に盛ったら、仕上げにあおさを散らす。
シンプルな味付けのサラダなので、味は間違いなく旨かったのだが、作る時期を間違えたようだ。
動画
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