日常的に自炊をしている人には共感してもらえると思うのだが、ひょんなことから、料理をするタイミングを逃すときがある。
材料が足りないことに気づいたときであったり、仕事や他の家事との時間的な兼ね合いが上手くいかなかったときであったり、フッとやる気がなくなったときであったり、理由は色々あるだろうが、いずれにしろ、何らかの理由で家事のエアーポケットのようなところに落ちてしまい、台所に立つタイミングを逃してしまうときがあるのだ。
こうなると、調理がなかなか始まらない。
タイミングを失った時点で、作ろうとしていたメニューやら、調理の手順やらが、パッと飛んで真っ白になっているから、実際にまな板の前に立って調理を始めるところまで、変に時間がかかってしまう。
無駄にパソコンの前に座ってみたり、用もないのに台所の棚や冷蔵庫の中を眺めてみたり、どこか手持無沙汰な奇妙な時間が流れる。
もちろん、最終的には「アレを作ればいいか…」となって、なにがしかのメニューを作り始めるのだが、この「アレ」が決まるまでの時間がなんとももどかしいのだ。
そんなとき、この「アレ」になってくれるメニュー、自分にとって、それは「ツナトマトスパゲティ」である。
長期保存可能な常備食材だけで作れる上に、味も旨い。
この日も、ちょっとしたことから料理をするタイミングを逃してしまったので、あれこれ考えて時間を無駄にする前に、すぐさま動いてツナトマトスパゲティを作った。
材料
スパゲティ
ノンオイルツナ(汁ごと)
トマトピューレ
玉ねぎ
ニンニク
ローリエ
乾燥パセリ
塩
オリーブオイル
レシピ
ニンニクはスライス
玉ねぎはみじん切り
ノンオイルのツナ缶は汁ごと使うので用意しておく
フライパンにオリーブオイルを敷く
フライパンが熱くなる前にニンニクと玉ねぎを投入して、軽く炒める
全体に油が回ってニンニクの香りが上がってきたら、トマトピューレ、ツナ(汁ごと)、塩、ローリエ、ドライパセリ、水を入れる
材料を入れて全体がグツグツしてきたら、火を弱めて、このまま25分ほどコトコト煮る。
20分ほど経ったら、スパゲティのゆで汁を入れる
(ゆで汁の塩分濃度は1.5%ぐらいがおすすめ)
さらに5分ほど煮たら、茹で上がったスパゲティを入れて全体を和える
器に盛って完成
弱火で煮込むのに多少時間がかかるが、調理手順は簡単で、材料費も安い。
一人暮らしにはありがたいメニューだ。
動画
Youtubeもやっております。
よろしければ…。
↓
40代中年独身男性の食生活Channel