平賀源内が発明した「エレキテル」が歴史的偉業として「マイルストーン賞」を受賞したというニュースを目にした。
「マイルストーン賞」がどういったものなのかも全く知らないし、この賞を受賞したことにどういう意味があるのかも全く分からない。
ただ、「平賀源内」という名前を耳にして、先月亡くなった西田敏行のことを思い出した。
自分が子供の頃、TBS系列の局では月曜日の20:00から時代劇が放送されていた。
この放送枠は、『水戸黄門』や『大岡越前』など、テレビの歴史に燦然と輝く時代劇シリーズが放送されていた枠なのだが、あるとき、その枠で平賀源内を主人公にした作品が放送されることになった。
コメディタッチの勧善懲悪もので、他の時代劇と比べると、かなりゆるい雰囲気の作風。
その作品の主人公である平賀源内を演じたのが、他ならぬ西田敏行だった。
確か、主演だけでなく、主題歌も担当していたと思う。
話の内容はほとんど忘れてしまったが、番組の終盤、時代劇にお約束の大立ち回りのシーンで、平賀源内が悪役を下駄でぶん殴っていた場面をよく覚えている。
西田敏行、本当に惜しい俳優を亡くしたと改めて思った。