買い物途中、こちらのお店にやってきた。
『ヤオマサ螢田店』前に出店している移動販売のクレープショップ『ニュートンクレープ』である。
いつものように、クレープを注文。
たくさんあるメニューの中から、今回は、「ホイップチョコカスタードバナナ」を選んだ。
「30分待ち」と言われたので、ヤオマサの隣にあるブックオフで時間をつぶす。
時間が来たら、料金を支払い、クレープを受け取る。
毎度のことながら、バリッとした食感の生地が中の具材と相まってうまい。
いつもの場所、いつものお店で、いつもと同じようにクレープを買い、いつも通りにその味を堪能する。
そう、ここまでは全て「いつも通り」だった。
異変に気付いたのは、クレープを受取に来た女性と『ニュートンクレープ』の店長さんとの会話が聞こえてきたときである。
女性:「最後までに、あと一回ここに来ますよね」
店長さん:「そうですね、30日に、また、ここに来ますよ」
女性:「わかりました。また来ます。」
この会話が聞こえてきたとき、「最後」という言葉が気になった。
さらに、店の前にいた小さい子供連れの若い女性と店長さんとの間でも、こんな会話が交わされていた。
若い女性:「私、ニュートンに小学生のころから来てるよ。うちのパパ(旦那)も、もう一回来たいって言ってましたよ」
店長さん:「最後の日は激混みになるだろうから、最終日は難しいと思うよ」
若い女性:「ここ(ヤオマサ螢田店)以外でも行ける場所あるかな?」
店長さん:「〇〇日に秦野にいくから、そこがおすすめかな。夕方よりも、午前中だと待ち無しで買えると思うよ」
若い女性:「秦野かぁ。ちょっと聞いてみるね」
この二人の会話、どう聞いても閉店前の店とお客の会話である。
クレープを食べ終えて、家に帰った後、パソコンで『ニュートンクレープ』のツイッターをのぞいてみた。
すると、9月30日で閉店する旨を告知するツイートを発見。
大ショックである。
自分が『ニュートンクレープ』に通い始めたのはせいぜいここ半年ぐらいのこと。
今後も、買い物途中にちょくちょく寄らせてもらおうと思っていただけに、なんとも残念だ。
仕事の都合で、30日は行くことが出来ないので、自分は今日で食べ納めということになる。
半年という短い期間ではあったが、クレープという料理の可能性を教えてくれた素晴らしいお店だった。
美味しいクレープを食べさせていただいて、ありがとうございました。
〇今回の会計
ホイップチョコカスタードバナナ:560円
〇店舗情報
ニュートンクレープ
移動販売
今回は『ヤオマサ 螢田店』の前に出店していた。
出店スケジュールはお店のWEBサイトを参照