盛岡散策の途中、大通りで開催されていた歩行者天国イベントを見た後、『ジュンク堂』によるべくMossビルにやってきた。
エスカレーターでジュンク堂の入っている3階に上ると、店内はこの状況。
同じくジュンク堂の漫画フロアになっている4階に行ってみるも状況は同じ。
店員さんに聞いてみると、4階にある本を3階に持ってくるためリニューアル作業をしているとのこと。
要するに、店舗の規模を縮小するということのようだ。
このジュンク堂、客の入りは悪くなかったの思うので、なぜ縮小するのか不思議に思っていたのだが、エスカレーターのところにある立札を見ると、4階に『駿河屋』が入ることを告知する張り紙が貼ってあった。
「駿河屋が入るのか…」と、なぜか妙に納得してしまったが、思えば、盛岡市内の書店も『さわや書店』以外はどうも落ち着かない。
自分が子供の頃に盛岡市内で営業していた『第一書店』はなくなってしまったし、内丸にあった古書店の『キリン堂』も閉店した。
『東山堂』は今も肴町で営業しているが、三本柳にあった同店の大型店舗は閉店してしまった。
そんな中、ジュンク堂はかなり頑張っていたと思うのだが、あれだけ客入りのあったジュンク堂でさえ規模を縮小するとなると、本屋という業態の現状はかなり厳しいのだろうと思う。
規模を縮小するとはいっても、盛岡市内では数少ない大型の書店ということは間違いないので、今後も頑張ってほしいものだ。
