この日のドル円は、150.670で寄り付いた後、日本時間の午前中に一旦150.917まで上がったものの、昨日の反動もあってかそこからズルズル下落して20:20頃に150.282を付けた。
その後21:30に本日のメインイベントである雇用統計をむかえたわけだが、結果は以下の通り。

数字を見るだけでもわかると思うのだが、メチャクチャ悪い。
単純に雇用者数が予想よりも3万3千人ほど少ないというのもあるのだが、それ以上に、前回7月の雇用統計で14万7千人と発表されていた雇用者数が、1万4千人に訂正されたのだ。
14万と1万4千では桁が一つ違う。
この非常に悪い結果を受けて、ドル円は一気に下落。
22:30には雇用統計発表前の150.598から2円60銭程下げて147.990を付けた。
さらに、23:00にはISM製造業購買担当者景気指数が発表されたが、こちらも予想を下回った。

この結果を受けて、ドル円はさらに下落して147.473をつけた。
この記事を書いているのは1日の23:50頃なのだが、この日の高値が150.917だったことを考えると、ここまでですでに3円44銭下落したことになる。
昨日一日でドル円は2円30銭ほど上昇したが、その上昇を一気に打ち消して1円10銭ほどお釣りが出たことになる。
昨日までは押し目は全て買っていくような上昇相場だったが、今日の雇用統計で一気に状況がわからなくなった。
週明けの値動きがどうなるかわからないが、ボラはあるので、動いた方に素直についていこうと思う。