30日の午前8時25分ごろ、カムチャッカ半島付近でM8.7の巨大地震が発生した。
この地震の影響で、日本の太平洋沿岸部を中心に津波警報が発令。
その後、岩手県の久慈市で観測された最大1.3mの津波を筆頭に、国内いたるところで、20センチから80センチほどの津波が観測された。

自分が住んでいるのは神奈川県の小田原市だが、相模湾にも津波警報が発令され、その影響で午前中はサイレンが鳴り響いていた。
また、この津波警報の影響で国内の鉄道が軒並みストップ。
多くの人の足に影響が出た。
津波警報は夕方から、順次、注意報に変更されたが、この注意方は明日も継続される見込み。
鉄道各社は津波注意報が出ている限りは運航をストップするようで、31日も東海道線や東北本線をはじめとした多くの路線で運休が決定している。

自分は自宅で作業するタイプの自営業なので、この手の話題とは無関係だが、電車通勤の人や電車で通学している学生さんは本当に大変だと思う。
企業が電車の運休で休みになるというのはちょっと考えづらいが、学校はもしかすると休校の措置が取られるところも出てくるかもしれない。
震源地が遠かったこともあって、日本国内で観測された揺れは北海道で観測された震度2が最高だったようだが、震源のそばでは日本基準で震度6弱程度の揺れを観測したそうだ。
M8.7といえば、東日本大震災で観測されたM9に次ぐ規模。
これ程大きな地震となると、余震の大きさもかなりのものになるだろう。
今後、しばらくは厳重警戒になりそうだ。
そんな巨大地震が発生したこの日、兵庫県の柏原で日本国内の観測史上最高気温を0.1℃更新する41.2℃が記録された。

天気予報を見ると、この暑さはまだしばらく続くようだが、最近は暑さだけでなく全国から水不足の声も聞こえてきた。
週末は日本に台風9号が接近・上陸する可能性があるようだ。
この台風が恵みの雨をもたらしてくれるとよいのだが…。