今日は朝から大きな材料が目白押し。
午前8時過ぎ、トランプ大統領がトゥルースソーシャルで日本との関税交渉に合意したことを表明。



これにより、相場が146.776→146.235→146.943→146.198と乱高下。
合意の詳細はまだ明らかになっていないが、とりあえず、トランプさんの投稿から読み取れる大きな要素は以下の三点。
〇「関税は15%」
〇「日本からアメリカに5500億ドルの投資、そこから上がった利益の90%はアメリカが受け取る」
〇「米やその他特定の農産物についても市場を開放することになる」
まず、関税のパーセンテージを見ると、もとが25%だったので、そこから比べると15%の関税は低い。
だが、15%というのもまだまだ高関税の部類なので、日本企業への影響は避けられないような気がする。
二つ目の「日本からアメリカに5500億ドルの投資、そこから上がった利益の90%はアメリカが受け取る」と三つ目の「米やその他特定の農産物についても市場を開放することになる」というのは、まだ詳細が出てきていないので、現段階では何とも言えないというのが正直なところ。
この合意が日本にとってプラスなのかマイナスなのかは、後になってみないとわからないのだろうが、とりあえず、現段階でわかる関税に関する合意の内容はこの程度だろう。
さて、関税交渉合意のニュースが流れてからおよそ2時間後、今度は「石破首相が8月末までに辞任を表明する」というニュースが流れてドル円は147.204まで上昇した。


午前中だけでも上下1円弱の値幅でガクガク動く相場。
なんともやりようがなく、ポジションはとらずにただボーっとチャートを眺めていた。
さらに、それから数時間経過した15:30頃に、辞任の報道が出た石破首相から、「(辞任するというような)事実は全くございませ」という辞任を否定する発言が出て146.599までドスンと下落。

情報が出てくるたびに上へ下へ大きく振らされるのでなんともやりにくい。
ボラが出てくれるのはありがたいのだが、もう少し方向感のある値動きになって欲しいものだ。