20250110 日銀に関する報道とアメリカの雇用関連指標で乱高下 ~ 為替にまつわる覚書 ~

10日のドル円は158.076で寄り付いたのち、夕方まで低ボラながらもジワジワと上昇。

しかし、17:30頃、ブルームバーグから「日銀は24年度と25年度のコアコアCPIの見通しを上方修正する公算が大きい」というニュースが流れると、1月の金融政策決定会合での利上げの可能性が意識されて一気に円高に。

ドル円は、18時過ぎには157.626まで下落した。

その後、158円前後まで戻して迎えたアメリカの雇用関連指標は非常に強い数字。

非農業部門雇用者数は予想164kのところ256k。

失業率は予想4.2%のところ4.1%。

平均時給は予想0.3%と同じ0.3%だったものの、上記の雇用関連指標の強さから一気にドル買いが進み、ドル円は158.877まで上昇。

「これは、今日は引けまでじわじわドル買いかな…」と思ったのもつかの間、そこから盛大な巻き返しが入りドル円は急降下。

日付が変わった10日の0時過ぎには157.227まで下落。

高値から実に1円60銭以上下がったことになる。

最近のドル円は、一日のボラティリティは大きいものの、上がっては下がり下がっては上がって方向感がない。

エントリーするタイミングが無いので、ドル円に関してはずっと傍観しているが、この危険な状況はいつまで続くのだろう。

やはり、本格的に方向感が出てくるのはトランプさんが正式に大統領に就任してからなのだろうか。

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