昨日、10月27日に衆院選が行われた。
結果は大方の予想通り、与党の惨敗。
自民党は247議席から191議席にまで党勢が後退。
公明も32議席から24議席にまで議席を減らしたので、与党の連立でも215議席となり過半数の233議席にはとどかなかった。
代わりに立憲民主党が98議席から148議席に、国民民主党が7議席から28議席にまで議席を伸ばした。
過半数に届かなかった以上、自民党は他の野党の協力が無ければ法案が通らない状況なので、今後は国民民主と維新が国政のカギを握ることになりそうだ。
明けて本日28日、ドル円相場は先週末終値の151.764から大きく窓を開けて152.840で寄り付いた。
その後、153.880まで上昇したものの、日本時間の終わりから欧州時間にかけて下落し152.407をつけた。
安値を付けてからはアメリカ時間に再び上昇し、29日の午前1:00現在、153.20付近で推移している。
株の方は堅調で691円61銭上昇して38605円53銭で引けている。
今後、日本の政局がどうなるのか定かではないが、相場的には日本の選挙に関する値動きは一旦終了で、ここからは週末の雇用統計、そして、2024年最大のイベントである米大統領選挙に関連した値動きになっていくだろう。