盛岡市内をブラブラしていたら、『キリン書房』が閉店していた。
昨年の夏に帰省したときには、入口のドアに「店主入院中の為、暫く休業致します」という内容の張り紙が貼ってあったものの、店内には普段通り古本が並んでいるのが見えた。
しかし、この一年の間に店ごと閉めてしまったようだ。
自分は、大学進学とともに岩手を離れたが、帰省した際にはちょくちょく立ち寄っていた。
「誰か継いでくれる人はいなかったのかなぁ…」と思いはするものの、自分自身の行動を振り返ってみても、最近は古本もほとんどネットで購入しているので、古本屋が実店舗を構えて営業すること自体にあまり需要が無いのかもしれない。