台風5号が岩手県に上陸。岩手と秋田を中心に大雨をもたらしている。
台風が岩手県に直接上陸してくるのは観測史上2回目だそうだ。
以下、備忘録的に今回の台風に関するウェザーニュースの動画を張っておく。
12日の15:00現在では、そこまで大きな被害は出ていないようだが、久慈市には緊急安全確保が出されるなど、予断を許さない状況。
しかも、この台風5号のすぐ後ろには台風6号が控えており、この6号も東北に影響を与えそうな進路予想になっている。
さらに、日本の南海上に熱帯低気圧があり、これも24時間以内に台風に変わるという予想が出ている。
これまで、東北に台風が直撃するということはめったになかったが、今年は進路的に、東北が台風の通り道になっているようだ。
考えてみると、ここ数年、梅雨時にも東北地方に線状降水帯が出来て大雨をもたらすことが多い。
以前は、梅雨時の大雨被害というと沖縄から九州四国あたりが主で、北上してもせいぜい北関東ぐらいまでのものだった。
だが、去年にしろ今年にしろ、上記の通り、梅雨時には東北に大雨が降っている。
いよいよ本格的に地球の気候が変わってきたのかなという感じがする。
この時期に東北に台風が直撃となると、今年の米の収穫量が気になる。
東北地方の米の収穫量に大きな影響が出ると、来年、本格的なコメ不足になりかねない。
また、台風が東北に行ってしまうと、四国など水不足になりやすい地域の渇水も気になってくる。
四国、とりわけ香川県は、例年水不足になりやすく、台風でダムに水を補給しながら夏を乗り越えているような場所なので、四国に台風が来ないとなると、ダムの貯水量がもたないだろう。
大雨、地震、雷、ゲリラ豪雨、台風、今年は自然災害に悩まされる年のようだ。