ドル円が155円を突破した。
4月10日に152円を越えて以来、わずか2週間。
営業日にすれば10日で150円台半ばを越えてしまった。
個人的には円高よりは円安の方が良かろうと思っている。
経済成長と賃金の上昇、これが伴ったうえで、緩やかなインフレとともに10年20年かけてゆっくりゆっくり160円、180円、200円と円安が進んでいくのであれば、特に問題は無いだろう。
しかし、今の円安のスピードは、いくらなんでも速すぎる。
2022年の変動幅も相当なものだったが、今年もそれに準じる速さで、もしかするとそれを超えてしまうのではないかと思うような勢いで円安が進んでいる。
ここまで来ると、目先は160円がターゲットになるのだろうが、果たして、160円は付けるのだろうか…。
それとも、160円に行く前に財務相が動いて介入が入ってくるのだろうか…。
ドル円の緊張感のある値動きはまだまだ続きそうだ。