20240407 小田原城の桜を見に行く。

桜がちょうど見頃だといううわさを聞きつけて、小田原城まで桜を見に来た。

過去のブログを見てみると、去年、小田原城に桜を見に来たのは3月30日だったので、今年は昨年に比べて見頃が1週間ほど遅いようだ。

年明けからの気温を考えると、去年よりも今年の方が圧倒的に温かいのだが、それでも開花が少し遅れるということは、桜の開花は単純に温かければいいというものでもないのだろう。

三の丸駐車場の駐輪場に自転車をとめて、いざ、小田原城へ。

お堀にかかる満開の桜の枝は、これぞ春の情景という感じで文句のつけようがない。

お城の周りの道路には人力車も走っていて、観光気分が盛り上がる。

ただ、桜が満開の時期の日曜日ということもあって、国の内外を問わず観光客が大挙して押し寄せていて、小田原城に入る前からものすごい人込み。

コロナ禍が始まって以来、人混みらしい人混みを見たことがなかったので、このレベルの人込みを前にするとちょっと尻込みしてしまう。

いたるところで写真撮影をしている観光局を縫うようにして桜並木を歩き、城内に入る。

馬出門、銅門と通って二の丸に到着してびっくり。

まさに人、人、人。

ビニールシートを敷いて盛り上がっている花見客はともかく、その向こうの広場に黒山の人だかりが出来ている。

意を決して人込みに突入すると何かのイベントをやっているようで、フリーマーケットのようなお店とおでんの屋台が出ている。

後で知ったことなのだが、この日は小田原城で「骨董市」と「おでんサミット」が行われていた。

いくら桜の時期の観光地とはいえ、さすがにこの人混みはおかしいと思った…。

その後、本丸まで行こうと思っていたのだが、本丸に続く石段が昇る人と降りる人で芋洗い状態になっている。

さすがにこれは厳しいと思い、この日は、ここで引き返した。

途中、三の丸駐車場のそばにある売店で、桜の花のソフトクリームを食べた。

いかにも観光地の売店という感じだったので、あまり期待していなかったのだが、ミルクの風味が濃厚で思いの外おいしかった。

週明けから雨が続く予報なので、今年の桜はこれで終わりだろう。

もう少ししたら、小田原城の藤棚も見頃になるだろうから、そのときにまた来てみようと思う。

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