この日、とある荷物が届いた。
箱にデカデカと記載された「LION FX」の文字。
そう、一部界隈では「ご飯屋さん」として知られているヒロセ通商からの荷物である。
FXやヒロセ通商を知らない人にとっては、「なぜ、FX業者であるヒロセ通商が餃子を送って来るのか?」という当然の疑問がわいてくると思うが、そのあたりの説明は割とややこしいので、ここではあえて説明しない。
知っている人だけ、「ああ、あれね」と思っていただければそれでよい。
詳しく知りたい方はGoogle先生に聞いてみてほしい。
さっそく、箱を開けてみる。
入っていたのは、チャーハン、小籠包、餃子。
自他ともに認める小銭トレーダーなので、もらえる景品もこの程度の量だが、本格的にFXをやっている人であれば、もっととんでもない量がもらえる。
もらえる景品の種類は月ごとに違うが、仮に餃子がもらえる月であれば、トレードした量によっては、数百個単位の餃子をもらうことも可能である。
この日の夕食は、餃子にした。
袋にかかれている作り方を忠実に守って餃子を焼く。
どこに出しても恥ずかしくない完ぺきな焼き上がり。
一口食べてみると…、
うん、旨い。
まさに、「the 餃子」という感じで、餃子を食べたときの満足感を十分に味わえる。
もちろん、味の素の冷凍餃子など、ああいった超A級の商品と比べてしまうと多少落ちるが、ある種の景品としてこのレベルの餃子がもらえたら何の不満もない。(ヒロセ通商で餃子がもらえるシステムを考えると、「景品」という言葉が適切なのかどうかはわからないが、他に言葉が思い浮かばなかったので、ここでは「景品」とする。)
小籠包とチャーハンまだ食べていないが、この分だとなかなか期待できそうだ。
〇追記
餃子が届いた翌日、再び、ヒロセ通商から荷物が届いた。
中身は…、
傘。
けっこう立派な傘なのだが、さすがにこの傘をさして街を歩く勇気は無かった。