GW谷間の平日。
『小麦の奴隷 栢山店』に行ってきた。
(『小麦の奴隷』のWEBサイト→小麦の奴隷)
(『小麦の奴隷 栢山店』のツイッター→小麦の奴隷 栢山店)
この店舗のすぐ目の前にスーパーがあり、このスーパーにはちょくちょく買い物に行くので、開店準備をしている段階から『小麦の奴隷 栢山店』はちょっと気になっていた。
場所は小田急線栢山駅から酒匂川方面へ歩いてすぐのところ。
この場所、確か、以前はスポーツ用品店だったように記憶している。
そこを改装してパン屋にしたようだ。
訪問した時間は、昼を少し回った13:00頃。
店舗に入ってみると、目立つところにこんな張り紙が。
店内は写真撮影、動画撮影全てOK。
従業員までフリー素材だという。
大都市圏だとどうだか知らないが、地方だとこういうお店はほとんどない。
さすがはホリエモンが一枚かんでいるパン屋といったところか…。
ちなみに、店内にはこんな花も置かれていた。
売り場の様子はこんな感じ。
どちらかというと、総菜パンと菓子パンがメインのようだ。
バゲットやカンパーニュなど、ハード系のパンは、私が行ったときには見当たらなかった。
好みのパンをトレイにのせて会計を済ませ、帰宅。
パンを入れてくれる紙袋はオレンジ色でインパクト大。
さっそく、袋を開いて遅めの昼食。
今回購入したのはこの4点。
ザクザクカレーパン
あんパン
ベーコンエピ
いも吉(さつまいもクリーム)
まずはカレーパンから食べてみる。
紙袋から出してみると、上の写真のようにかなりインパクトのある見た目。
パンの表面にクルトンがまぶしてあって、その状態で揚げてある。
一口食べてみると、クルトンがサクサク。
これはあまり経験したことが無い食感。
クルトンが油を吸っているが、油っぽさもそれほど気にはならなかった。
中のカレーもしっかりした味付けで、なかなか旨い。
続いて、ベーコンエピ。
こちらも定番の食事パンだ。
通常、ベーコンエピはハード系のパンだが、こちらはハード系というよりも、かなり柔らかめのソフトフランスだった。
思っていたよりもかなり軽めの食感で、スナック感覚でパクパク食べられる。
次は、あんパン。
まさに「Theあんパン」という感じ。
写真を見てもわかる通り、ふかふか系のあんパンではなく、どちらかというと薄皮あんパンに近い感じ。
あんこの甘さも控えめで、あっさり系のあんパンだ。
最後は、店内のポップでお勧めされていた「いも吉」。
普通のパンよりもややケーキ寄りの生地の中に、さつまいもクリームが入っている。
こちらもあんパン同様、中のクリームが甘さ控えめであっさりした食べ応え。
三時のおやつぐらいのタイミングでちょっと食べるにはちょうどいいかもしれない。
四個キレイに完食してごちそうさま。
「小麦の奴隷」という名前のインパクトもあって、どんなパン屋なのかと気になっていたが、普通においしいパン屋だった。
小田原と聞いてすぐに思い浮かぶのは、蒲鉾、梅干し、魚の干物といったところだろう。
しかし、実は、ここ小田原と隣町の開成は、街の規模の割に高い実力を持つ個人経営のパン屋が多く、地味にパン屋の激戦区なのだ。
そのため、「小麦の奴隷 栢山店」もかなり厳しい戦いを強いられると思うが、この場所で末永く頑張ってほしい。
〇支払方法について
店内の張り紙で「キャッシュレス推進」ということがアピールされているのだが、支払いにはpaypayと現金しか使えなかった(2022年5月6日現在)。
EdyやiD、クイックペイなどの電子マネーはおろか、クレジットカードも使えない。
個人経営の飲食店のように初めから現金のみというのなら話も分かるが、「キャッシュレス推進」とアピールしておきながらこの状況というのは、ちょっとどうだろうと思う。
この辺りは、早急に改善した方がいいのでは…。
〇今回の会計
ザクザクカレーパン 290円
あんパン 140円
ベーコンエピ 250円
いも吉(さつまいもクリーム) 250円
合計:930円
〇店舗情報
小麦の奴隷 小田原栢山店
神奈川県小田原市栢山404-1
TEL:0465-20-5643
駐車場:たぶん無い
目の前にスーパーがあるのでそこの駐車場にとめるか、もしくは、近所のコインパーキングを使うかの二択。
(店舗情報の詳細はお店にご確認ください)