今月に入ってから、食料品の値上げをひしひしと感じるようになってきた。
なかでも、特に、調味料の値上げ幅が大きいような気がする。
あえて名前は出さないが、近所にとあるスーパーがある。
恐らく、客寄せの意味もあると思うのだが、このスーパーでは醤油や味噌、ソースなどをはじめとした調味料の値段をかなり安く設定して販売している。
なので、野菜や肉などの食品は他のスーパーで買っても、調味料は基本的にこのスーパーで買うことにしていた。
ところが、先日、醤油が切れたのでこのスーパーに行ったところ、醤油の値段が驚くほど上がっていた。
具体的な値段を書くとそのスーパーを特定されそうな気もするのであえて値段は出さないが、以前の安かったころと比べてなんと100円も上がっていたのである。
もちろん、もともとの値段設定が安かったということもあるので、一般的なスーパーの基準で考えたら50円ほどの値上げなのだが、それでも、醤油は元がそれほど高いものではないので、その商品が50円上がっているとなるとそれはけっこうな驚きである。
結局その日は、その値段の上げ幅に何となく躊躇してしまい、何も買わずに店を出た。
しかし、後々ネットで検索してみると、各メーカーの値上げの影響で、今後はこれぐらいの水準が通常の値段になるらしい。
現在、消費税は10%なので、100円の商品を買うと消費税10円がついて110円支払うことになる。
仮に、この100円の商品が10%すなわち10円値上げされたとすれば、実際に支払う金額は110円+消費税10%で121円。
元の100円から考えたら、消費税を20%以上取られているような感覚になる。
いよいよもって厳しい時代になってきた…。
そんな過酷な日常を生きる氷河期世代ど真ん中の中年おじさんは、この日、豚肉と青梗菜の卵あんかけにゅう麺を作った。
〇材料
素麺
豚肉(切り落としかバラ肉)
青梗菜
長ネギ
卵
塩
中華スープの素
おろし生姜
おろしニンニク
オイスターソース(少々)
みりん
水溶き片栗粉
ブラックペッパー
ごま油(少々)
〇レシピ
青梗菜は食べやすい大きさに切る。
長ネギは斜め薄切り。
フライパンに油を敷く。
フライパンが熱くなったら、豚肉を入れて炒める。
豚肉に火が通ったら、青梗菜と長ネギを入れて炒める。
野菜に油が回ってしんなりしたら、水、塩、中華スープの素、オイスターソース(少々)、おろし生姜、おろしニンニク、みりんを入れてしばらく煮込む。
全体に味がなじんだら、水溶き片栗粉でとろみをつける。
片栗粉に火が通ったら、溶き卵を入れる。
卵がフワッとしたら、仕上げにブラックペッパーとごま油を入れる。
素麺を茹でる。
茹で上がった素麺にスープをかけて完成。
スープを豚肉入りの卵あんかけにすることで、ボリューム感が一気にアップする。
今回は素麺で作ったが、うどんで作っても旨い。
安い材料で簡単に作れる上に、食後の満足感が高いので、一人暮らしにはありがたいメニューだ。
〇動画
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