照り焼き丼を食べられる店が少ない。
まさに今、この記事を書きながら、照り焼き丼が食べられる店を脳内で検索しているのだが、焼き鳥屋ぐらいしか思いつかない。
しかも、その焼き鳥屋で提供される丼も、店内のメニュー名は「焼き鳥丼」である。
味がほぼ同じだからといって、その丼が厳密な意味で「照り焼き丼」といえるかどうかは甚だ疑わしい。
かつ丼なら「かつ屋」、天丼なら「天屋」、親子丼なら「なか卯」、牛丼に至っては枚挙にいとまがない。
それに比べて照り焼き丼の不人気っぷりはどうしたことか。
調理手順を考えれば、揚げ物を作らなければならないかつ丼や天丼と比べて遥に簡単だろうし、コスト面を考えても、材料は鶏肉なので決して高くはないはずだ。
それなのに、なぜ、照り焼き丼が食べられる店はこんなに少ないのだろう。
単純に、照り焼き丼を好む人が少ないのだろうか。
砂糖、醤油、みりんをベースにしたシンプルな甘辛い味なので、嫌う要素は無いように思うのだが…。
照り焼き丼が今一つ世の中に浸透していない現状に、どうにも納得がいかない中年おじさんは、この日、自ら照り焼き丼を作った。
〇材料
鶏肉(肩肉かモモ肉推奨)
長ネギ
卵(温泉卵)
きざみのり
砂糖
醤油
みりん
〇レシピ
長ネギはぶつ切りにする。
フライパンに少量のサラダ油を敷く。
フライパンが熱くなったら、鶏肉を入れて焼き付ける感じで火を通す。
鶏肉に7割方火が通ったら、長ネギを入れて焦げ目をつける感じで焼く。
鶏肉と長ネギに火が通ったら、砂糖、醤油、みりんを入れて、鶏肉と長ネギに絡めながら水分を詰めていく。
鶏肉の表面に照りが出て、タレの量が程よい感じになったら、ご飯の上にのせる。
肉とネギを載せたら、タレをかけ、きざみ海苔を散らし、真ん中に温泉卵をのせたら完成。
シンプルな味付けで抜群に旨い。
材料費も安いので、一人暮らしにはありがたいメニューだ。
〇動画
Youtubeもやっております。
よろしければ…。
↓
40代中年独身男性の食生活Channel