蕪を食べるようになったのは、30を過ぎてからのことだったように思う。
子供のころは、大根は食べても蕪は食べなかった。
原因は、たぶん、漬物嫌いだと思う。
幼いころから今まで一貫して、洋の東西を問わず、梅干し以外の漬物が嫌いだ。
しかし、子供のころ、蕪が我が家の食卓に上るときは、漬物が主だった。
そのため、食卓の上にある蕪に手を付ける機会が無かった。
なにがきっかけだったのかは覚えていないし、覚えていないということは、きっかけらしいきっかけもなかったのだろうと思うが、いつの間にか蕪を食べるようになっていた。
普段は、豚肉などと一緒に炒め物にしたり、油揚げと一緒にサッと煮物にしたりすることが多いが、季節は冬。
この日は豚肉と一緒に鍋の具にした。
材料
〇具材
豚バラ肉 好きなだけ(今回は500g使用)
蕪 好きなだけ(今回は中ぐらいのもの3個使用)
長ネギ 好きなだけ(今回は2本使用)
油揚げ 好きなだけ(今回は5枚使用)
〇スープ
水 2000ml
塩 18g
醤油 香りづけ程度
鰹節 30g
昆布 30g
〇鍋の締め
ご飯 好きなだけ
卵 好きなだけ
レシピ
日が高いうちに、鍋に水を張って昆布をつけておく。
夕食時になったら、鍋を火にかける。
フツフツ言ってきたら昆布を取り出す。
鰹節をだしパックに入れておく
完全に沸騰したら、だしパックに入れた鰹節を入れ、2分ほど煮る。
2分ほど経ったら火を切って蓋をし、このまま15分ほど放置する。
具に使う油揚げは、熱湯をかけて油抜きする。
蕪は食べやすい大きさに切る。
油抜きした油揚げも程よい大きさにカット。
長ネギは斜めに切る。
具材を切ったら、鰹節を取り出し…、
塩を投入
そして、香りづけ程度の醤油
調味料を入れたら再度沸騰させる。
そして、豚バラ肉を入れる。
再沸騰して豚肉に火が通ったら、軽く灰汁をとる。
灰汁をとったら、残りの具材を入れる。
あとは、蓋をして吹きこぼれに気を付けながら、蕪に火が通るまでコトコト煮る
15分ほど経って、蕪がトロトロの食感になったら完成。
出汁を吸った蕪、どっしりしたうま味の豚肉、ジューシーな油揚げ、香りと甘みを添えるネギ。
どれをとっても旨い。
締め
締めは雑炊がおすすめ。
体が芯から温まる。
やはり、冬は鍋だ。
動画
このメニューを作ったときの動画です。
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